オーディオに関係した学術論文

オーディオに関係した学術論文には、色々ありますが、評価基準で分けると2つに分類できます。

• 官能評価
• 測定結果

もちろんどちらが正しいとはいえませんが、いまだに音質評価に対する評価語、心理状況がどのように評価に繋がるかが明確に判明していないため、恒久的という意味では機械的測定が適していると思われますし、同列に扱っては問題があると感じるため、分けて表記します。

それぞれ論文内容を対応すると思われる”オーディオ要素”、更に評価基準で区分したものを以下に表記します。なお、論文タイトル、CiNiiアドレスの順で表記しますので、もし論文情報の詳細、内容に興味をもたれた場合はCiNiiにて閲覧ください。また、基本的にCiNiiの定額アクセス及び公開されているものを記載しています。

※この情報は、一オーディオ好きが個人的解釈に基づき、まとめたものです。間違った分類分け、解釈があった場合は、twitterID:serieril、Mail:info at wechdomi.orgまでご連絡ください。

更新日：2011/11/23

インシュレータ(振動対策)

測定結果

音響機器の振動対策による音質・音像表現の改善に関する研究
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004018603

高分子材料を用いたオーディオ用インシュレータの開発
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007505057

オーディオシステムに生じる振動が高度感性情報再現に及ぼす影響に関する研究
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002936042

ジッタ

(ジッタに関しては、CDの盤面による違い、検知閾値の追求等色々なテーマで数多くの論文が発表されていますが、全部表記すると煩雑になってしまうので、2つに絞ってあります。)

測定結果

音のゆらぎ情報と時間伸び縮み歪について
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003284584

官能評価

ディジタル・オーディオ・インタフェース(AES/EBU)のjitterと音質の関係
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003284583

電源極性

測定結果

ディジタル音楽信号のjitterに起因する高度感性情報の欠落 : "雰囲気", "空気感"(深々さ)の激減衰化
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003284102

バランス伝送

測定結果

高度感性情報再現におけるバランス伝送回路の得失
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003284823

問題提起

高度感性情報に注目して発見された物理要因
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003690514

スピーカの周波数特性に観測されない音質と関係する物理要因・特性 : 波面再生に注目した時間領域における検討
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003283836

従来の代表的スピーカの音伝搬の特性と新・電気音響再生論に基づく音質改善
http://ci.nii.ac.jp/naid/10016436888